WHOが認めている適応症

WHOとは、「世界保健機関」を意味します。
WHOでは、鍼灸治療の有効性を認めた病気に、次のものを挙げています。
その病気とは、大きく分けると11個。
「神経系疾患」「運動器系疾患」「循環器系疾患」「呼吸器系疾患」「消化器系疾患」「代謝分泌系疾患」「生殖・泌尿器系疾患」「婦人科系疾患」「耳鼻咽喉科系疾患」「眼科系疾患」「小児科系疾患」
このうち、神経系疾患と運動器系疾患の神経痛・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腰痛の治療には、健康保険の適用が認めらています。
また、東洋医学の鍼灸治療は、西洋医学での診断病名の治療法とは異なります。
しかし、西洋医学での病名も、状態によっては治療効果が出ることもあると言われいます。
一般的に、鍼灸というと肩こりや腰痛、関節痛などに効果があると言われ、これらにのみ適応されると思われがちですが、実際は多くの辛い病気を改善する効果があると言われています。
ちなみに、神経系疾患は、神経痛・痙攣・自律神経失調症・頭痛などが挙げられます。
ノイローゼやヒステリーも含まれますね。
運動器系疾患は、関節炎やリウマチ、捻挫や打撲などが挙げられ、循環器系は心臓神経症や高血圧低血圧症、動悸など。
呼吸器系は気管支炎やぜん息、また風邪の予防にも良いと言われています。
ここではすべて紹介しきれないほど、いろんな病気や怪我の治療に役立つ「鍼灸療法」
辛い病気で悩んでいる方は、一度専門医に相談してみると良いでしょう。

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